
回転ずし大手「スシロー」が、2022年8月24日発売の週刊誌「週刊新潮」に、“悪質なマグロ偽装疑惑”を報じられました。
テレビ放送された2つの番組において、スシローは(仕入れ値が約1.2倍高い)メバチマグロのみを使用していることを強調していた。しかし、回転ずし業界に詳しい関係者は味に違和感を覚え、スシローにメールで問い合わせたたところ、「鉄火巻もメバチマグロが使用されている」と回答された。しかし実際には、鉄火巻のマグロがキハダマグロだとDNA調査により判明したという。
報道を受け「株式会社あきんどスシロー」は、公式ホームページで言及。100円で提供してる「まぐろ」はメバチマグロのみ使用しているが、「鉄火巻」は場合に応じて別のマグロも使用しているとした。問い合わせの際に、誤った情報を伝えしてしまったといい、「悪質」「偽装」については否定した。
週刊新潮の報道要約、スシローの公式発表全文、2chの反応をまとめました。
《そんな「まぐろ」には、他社には負けられないこだわりがありました。たくさんのマグロを丁寧に獲るため、長さ100kmの「はえ縄」に、およそ1000個の針をつけて漁を行い、一般的な回転寿司で使用されるキハダマグロではなく、味が濃厚なメバチマグロのみを厳選。》(フジテレビ「所JAPAN2時間SP」より)

出典:https://www.fujitv-view.jp/article/post-606332/3/
■スシローのマグロ偽装疑惑要約
▽スシローの悪質な「マグロ偽装」疑惑 DNA調査を行うと「喧伝されているのとは違うマグロが」
・回転ずし大手「スシロー」に、今度は看板メニューである「マグロ」に偽装疑惑が発覚した。
・2022年6月28日に放送されたフジテレビ系の「所JAPAN2時間SP」と、7月26日に放送されたテレビ東京系の「うちむら見える化テレビ」は、スシローの人気の秘訣を探る特集をした。一般的な回転ずしではキハダマグロを使用している所が多い中、スシローは味が濃厚なメバチマグロのみを使用していることを強調していた。
・回転ずし業界に詳しい関係者の証言「メバチマグロのほうが希少性が若干高く、味が少し濃厚だとされているので、キハダマグロと比べて、仕入れ値が約1.2倍高くなっています。スシローは、メバチマグロとキハダマグロの両方を使っているという認識だったので、番組を見て疑問に思いました」「また、店舗で鉄火巻を食べてみたら味が薄いように感じました。そこでスシローにメールで問い合わせたところ、鉄火巻にはメバチマグロが使用されている、と答えてきました」
・納得のいかないこの関係者は、関西地方の5店舗の持ち帰り品で握りずしに使われているマグロと鉄火巻に使われているマグロを、専門業者に依頼してDNA調査をした。その結果、「ある1店舗で使われている鉄火巻のマグロがキハダマグロだと判明したのです。DNAの同一性が100%となっているので間違いありません」。
・スシローの運営会社に問い合わせたところ、「握りずし」のマグロは間違いなくメバチマグロだが、「『鉄火巻』に使用しているマグロの魚種につきましては、社内確認の結果、70%がキハダマグロ、30%がメバチマグロを使用していることが判明しました」と回答した。
・テレビであれだけマグロ=メバチマグロと強調していたのに、今更キハダマグロの使用が“判明した”とはどういうことなのか。
・関係者の証言「メバチマグロとキハダマグロは種として違うことがDNAレベルではっきりしている。種が違うわけですから、産地偽装とは比較にならないほど悪質です。以前、阪急阪神ホテルズがバナメイエビを芝エビとして販売し、偽装表示として問題になり、社長が辞任しました。それと同等の悪質さだと思います」
・消費者庁の表示対策課に聞くと、今回のケースは、実際の商品よりも優良であるかのように偽る「優良誤認」に当たる疑いがあり、景品表示法違反となる可能性があるという。果たして、再びの措置命令はあるか。
・「スシロー」はおとり広告の影響で客足が遠のき、業績予想を下方修正している。
「週刊新潮」2022年9月1日号 掲載
2022年8月31日(水) 5:56 デイリー新潮
全文:https://news.yahoo.co.jp/articles/811d4de789fc7f079c87116f51ef36ad240abd72
■スシローが公式サイトでコメント
『 スシローの「まぐろ」を使用した商品に関する一部週刊誌の記事について』
2022年8月31日 株式会社あきんどスシロー
8月24日発売の一部週刊誌におきまして、当社が運営するスシローの店舗において販売しております「まぐろ」を使用した商品に関する記事が掲載されておりますので、以下の通りご説明申し上げます。 この度の件につきましては、当社のお客さま対応窓口にお問合せをいただきましたお客さまに対して、誤った内容のご回答を差し上げてしまいましたこと、改めてお詫び申し上げます。 一方、スシローの販売姿勢の中に、当該記事に記載されているような「悪意」や「悪質」といった意図や、「偽装」といった行為も全くございません。このような記事内容につきましては、この場をお借りして否定させていただきます。
なお、日頃スシローの店舗をご愛顧いただいておりますお客さま、並びに関係者の皆さまに、ご心配とご迷惑をお掛けしましたこと、お詫び申し上げます。
1 スシローの「まぐろ」を使用した商品について
・ 「まぐろ」を使用したメニューは多数ご用意させていただいており、本マグロ、インドマグロ、メバチマグロ、キハダマグロなど、そのメニュー構成や仕入れ状況、時期などにより使い分けてご提供しております。
・ その中で、現在スシローにおいて100円(税抜)※でご提供している「まぐろ」につきましては、メバチマグロを使用しており、キハダマグロは使用しておりません。
・ また、スシローにおいて通常メニューとしてご提供しております「鉄火巻」などにつきましては、キハダマグロやメバチマグロ、商品によってはインドマグロ、本マグロなどをその時点の仕入の状況やメニューの構成により使用しております。 ※一部店舗では価格が異なります
2 一部週刊誌による記事について
・ 記事では、看板メニューである「まぐろ」の偽装疑惑と記載がございますが、当該記事内で言及されている6月、7月に放映されました一部テレビ番組におけるご説明の対象商品は、現在100円(税抜)※でご提供している「まぐろ」についてであり、かつ、その100円(税抜き)の「まぐろ」のこだわりとして、“スシローの「まぐろ」はメバチマグロのみを使用”というご説明を番組内でなされております。
・ この番組をご覧になられたお客さまが、その後スシローの店舗にご来店いただき「鉄火巻」をお召し上がりいただいたところメバチマグロとは異なる印象をお持ちになり、当社お客さま相談窓口にお問合せをいただきました。
・ このお問合せに対し、担当者が誤った認識のまま「鉄火巻」についてもメバチマグロのみを使用しているというご回答を差し上げてしまいました。
・ 改めまして、お問い合わせいただきましたお客さまに正しい情報のご説明と、誤った情報をお伝えしてしまったことに対してお詫びを申し上げました。
・ 当該週刊誌の担当記者に対しては、この度の件についてお客さまへのご回答する内容を誤ってお伝えしてしまったものであること、一部テレビ番組でご紹介いただいた内容などを事前にご説明したにも関わらず、弊社の販売姿勢に対して「悪意」や「悪質」といった意図があったかの記事の内容となっていることは大変遺憾に存じます。
3 本件への対応について
・ 誤った情報を基にご回答差し上げてしまいましたお客さまに対しては、この内容についてのご説明とお詫びをさせていただきました。
・ また、再発防止策としまして、お客さま対応窓口担当者への商品知識に対する教育を徹底し、報道機関や番組内での紹介に対応する際には、お客さまに誤解を与えてしまわぬよう丁寧に商品の説明を行ってまいります。
https://www3.akindo-sushiro.co.jp/pdf/news/220831_news/220831_news.pdf
いい感じだな
「あくまでも商品名が『ラーメン』の商品のみが対象で、種類としてのラーメンが対象とは言っていない」みたいなクソみたいな言い訳だと思う
これでええんか?
2022年6月9日、回転寿司チェーン「スシロー」を運営する「あきんどスシロー」が、販売した期間限定メニューの宣伝が「おとり広告」に当たるとして、消費者庁から再発防止を命じられましたことがわかった。
スシローでは、テレビCMなどで宣伝したカニやウニを実際には多くの店舗で販売していなかった。「濃厚うに包み」が限定メニューだった昨年9月8日から同20日までのキャンペーン期間中、この商品の販売を途中で取りやめたのは、国内全594店舗(当時)のうち98・1%に当たる583店舗に上ったという。中にはキャンペーンの初日から商品を販売していなかった店舗があったにもかかわらず、広告の掲載を続けていた。
■生ビール半額キャンペーン未実施&売り切れ続出
▽一部店舗で未実施
2022年7月12日に「スシロー」を訪問した客が、お店のPOPにあった「何杯飲んでも生ビール半額キャンペーン」を見て生ビールを注文した。しかし、会計時に店員から「予告であって今は実施していない」と半額適用を断られたという。POPにはキャンペーンの開始日が記されていなかった。一連のツイートが話題になると、スシローは謝罪。購入された店舗までレシートを持ち込めば、1杯につき差額の264円を返金すると発表した。
さらに、ビール半額キャンペンにおいて、一部店舗で品切れ状態になっていることが発覚し、来店客から批判が殺到していると「週刊文春」が報じた。
「生ビール半額」品切れで批判殺到…スシロー社長の報酬は約2億1000万円(週刊文春)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f82d3ef163497aaae1777a34574b6805934867b
でも直近で詐欺行為が続いてる今これはダメだ。またスシローが詐欺をしたとしか受け取ってもらえない。「誤解を招く宣伝をしていたこと申し訳ございません」的なのを入れておくべきだったな
やはり経営陣が直近の詐欺行為を反省しておらず、自分を難癖の被害者だと認識しているんだろう、と受け止められかねない。
スーパーでならんでるのを見ると、メバチは色が薄いのがわかる。俺がわかるんだから、職人なら一発でしょ。
嘘はいかん、ってだけの話よ
引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1661913591/
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